再就職手当は失業状態の人が早く就職したらもらえるお祝い金です。
実は、就職じゃなくて、事業を開始してからでももらえます。
アフィリエイターとして自営業を開始するときにもらう条件はいくつかあります。
私がアフィリエイトで個人事業主として開業したときに、再就職手当をもらえるようになった経緯や注意点を紹介します。
再就職手当の支給条件
再就職手当の支給条件です。
- 失業保険受給の手続き後、7日間の待期期間(仕事をしていない期間)を満了後に、就職または自営業を開始したこと。
- 就職日の前日までの失業認定を受けた上で、基本手当の支給残日数が所定給付日数(受給資格決定時にもらえる日数)の3分の1以上であること。
- 退職した会社に再び就職していないこと。
- 給付制限(基本手当がもらえない)期間がある方は、受給資格決定日から待機期間満了後の1カ月間は、ハローワークや人材紹介会社の紹介によって就職していること。
- 1年を超えて勤務することが確実であること。なお、契約期間が1年以下の契約社員や派遣社員でも、更新する見込みがあれば支給対象となります。
- 自営業を開始した場合を除き、雇用保険の被保険者となっていること。
- 過去3年以内に再就職手当、または常用就職支度手当の支給を受けたことがないこと。
- 受給資格決定(求職の申込み)前から採用が内定していた会社ではないこと。
アフィリエイターで開業した時に難しい条件だと思ったのが、
5の「1年を超えて勤務することが確実であること」ですね。
この辺りも、ハローワークに聞いてきましたので、私の経緯とともに説明します。
失業認定を受ける
まず、失業認定は、就職の意思があることが絶対条件。
わたしは本音は開業したかったですが、失敗するリスクもあるので、迷っていました。
ハローワークに伝えたら、そのように迷っている場合でも失業認定ができるということで、認定してもらいました。
2回目の失業認定日に事業を開始することを伝えた
就職活動はやめて、事業を開始することを伝えます。
すると、再就職手当がもらえる可能性がありますので質問させてくださいと言われました。
- どんな事業ですか?
- 今やっているブログ作成ですか?
- 事業を開始すると決めた日はいつですか?
1、2は挨拶程度なので、どんな答えでもいいです。
3番目が大事な質問で、事業開始を決めた日が、待機満了から1ヶ月経過したかどうかを確認するための質問でした。
でも私は、そのことを知らずに、適当な日付を言ってしまいました。
ハロワ「事業を開始すると決めたのはいつですか?」
わたし「○月○日ごろですね〜」
ハロワ「それだと待機満了から1ヶ月が経ってないので、再就職手当の支給要件から外れます」
わたし「え?!そうなんですか」
ハロワ「今日決めたということであれば、1ヶ月ルールをクリアするのですが、どうしますか?」
わたし「・・・今日にしておきます」
ハロワ「では、書類の日付を訂正してください」
と優しく誘導してくれましたw。
再就職手当の1ヶ月ルールは、開業届を出す日ではなく、個人事業主としてやっていくと決めた日=就職活動を辞めると決めた日
という意味合いのようですね。
ちなみに、取引先情報とか、収入目処など、その辺りは一切聞かれませんでした。
「後日、申請に必要な書類を揃えて申請してください。」とのこと。
再就職手当の申請に必要な書類
- 開業届
- 事業継続が確認できるもの
開業届は必須とのこと。
でアフィリエイターの問題は、事業継続が確認できるものを証明する書類。
どんな書類が必要か、ハローワークの職員に問い合わせた結果、
- 2〜3ヶ月分の給料が振り込まれた通帳のコピー
- 2〜3ヶ月分の報酬画面のコピー
この2つでOKとのこと。
再就職手当の申請期限は2ヶ月?
報酬2〜3ヶ月分の収入がわかる書類が必要とのことですが、一方で、再就職手当の申請期限は、2ヶ月というのがあります。
気になりましたので質問をしました。
わたし「申請期限についてですが、2ヶ月なんですか?2〜3ヶ月分の報酬発生はまだ先なので、申請期限2ヶ月だと申請できないんですが・・・」
職員「2ヶ月と書いていますが、無視してください。最長は2年なので」
と言って、受給資格者証の2ヶ月と書かれたところを二重線で訂正されていました。
え、無視なの?という感じでしたが、2年以内だそうです。
アフィリエイトで個人事業主として開業する場合の注意点まとめ
- 事業継続が証明できる書類を用意する。
- 事業を開始すると決めるのは、待機満了後1ヶ月が過ぎてから。
事業継続の証明書類は、私の場合は2〜3ヶ月の報酬が振り込まれた通帳コピーと報酬画面のコピーでOKとのこと。ただ各自治体によって必要書類は変わってきますので、問い合わせてみることをオススメします。
また、待機満了から1ヶ月以内に事業を始めると再就職手当の条件にはあてはまらないので、おとなしく就職活動をしておきましょう。求人を眺めたりするのでも良いです。
再就職手当申請は2〜3ヶ月後にするので、また追記しますね。